「仕立屋さんの技術」~私のきものの仕立てと直し~
いつもご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
今朝は4時過ぎ起きでしたので
昨夜はとにかく10時過ぎに就寝しました。
やるべきこと、やりたいことがあっても
捨てて寝る!
これも捨てる実践かな?
本日私のきものの直しが上がってきました。
ずっと着ているうちに裏絹が摩擦で
破れてしまったのです。
それで仕立て屋さんにお願いして
接着芯を貼ってもらいました。
黒いのが接着芯
2ヶ所直してもらいました
どちらも接着芯の回りを
細かく縫ってくださっています
もう一か所は背縫いの直し
一度傷んで直したのですが
別の部分も切れてきました。
このように補強してもらっています
これでまたしばらく
安心して着られます。
そういえば、このきものは生地に
ちょっと難がある男ものの紬で
それを仕立てたのですが、
裏地は中途半端に残っているものを
少しずつ使ったのでした。
そのため、裾の部分も2色の裏を使っています。
先ほどの補修した部分の周りは別の裏を
使ってくださいました。
本来ならば黒で囲った部分の生地
一枚だけで裏にするのですが
生地が足りなかったので、かっこよく
継ぎ足してもらっています
さらに細かいところは、袖の裏地も左右違うのですが
生地巾が足りなかったので裏で継ぎ足していることです。
こちらが右袖の裏
間の細い生地が
巾が足りずに継ぎ足した分
こちらが左袖裏
同じようにやってもらっています
私どもの仕立て屋さんは
細かい、面倒な仕事も
嫌がらずいい仕事をしてくれます。
本当に仕立屋さんのおかげです。
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