「染め物と織物の違い」~昨日の話しから~
いつもご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
今日から8月
暑い暑いと言っているうちに
あと少しで暦の上では秋になります。
まぁそこからもまだまだ暑いのですが
空は秋っぽくなってきますね。
さて、私はこのブログを
FB(フェイスブック)に
リンクを貼っております。
昨日アップしたところ
友人から
「染め物と織り物の違いすらわかりません」
という声をいただきましたので
その事について、ご説明と
実際の商品の写真を
アップしようと思います。
染め物とよばれるきものは「後染め」です。
つまり白生地を後から染めるという意味です。
そして織物とよばれるきものは
「先染め」です。
これは糸を染めておいてから
織り上げるという意味です。
ここが大きな違いです。
【chat gptの説明】
後染めの着物とは、白い生地を織り上げた後に
染色を施す着物のことです。
後染めの着物は、友禅染めや小紋染めなどの
技法を用いて、色や柄を生地に染め付けます。
これが白生地です
丹後ちりめんの
文字が見えますね
このような白生地を染めたものが
こちらは加賀友禅
こちらは小紋です
小紋とは総柄の型染めのこと
そして後染め、織物の説明です。
織物=紬といえます。
【chat gptの説明】
紬とは…紬(つむぎ)は、蚕の繭から
紡いだ「紬糸」を使って織られた
絹織物のことです。
特徴としては、糸の段階で染色を行い
その後に織り上げる「先染め」という
手法を用いるため、色落ちしにくく、
耐久性に優れています
夏紬のきもの
糸を先に染めて織っています
柄の部分の糸をあらかじめ
染めたり、くくったりして
おかないといけないので
大変だと思われます
先染めなので
耳の部分も同じ色です
このように耳に産地が
入っていたりします
後染めの方が、いろいろな柄を
つけることができるのに対して
先染めの紬はどうしても
縞、格子、絣など柄が
決まってきてしまいます。
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