本日市民時報掲載「きものエッセンス124」
私どもでは毎月第一水曜日に
高山市民時報に
コラム広告を掲載しています
「きものエッセンス」
今回は124回目で
テーマは「裄が短いきもの」です
【解説】
裄とは、ひとことで言えば腕の長さです
きものの寸法で言うと、裄は肩巾+袖巾で
表されます
昔のきものは生地の巾自体が
今の生地よりもせまく
2㎝ほど短かったため
現代の腕の長い人には
きものの裄が足りないことがあります
もう一つは最近の雑誌などの
きもの姿は
洋服の感覚で、裄が長いのです
昔は手首の骨のあたりだったのが
手首が完全に隠れています
足りなければ、出せばよいのですが
人によっては生地巾いっぱい出しても
まだ足りない場合がありますし
そもそもはじめからそれ以上出ない場合もあります
そんなときは、上記のように
腕を軽く曲げて
腕が腰骨の上に来る感じにすると
上品です
また、所作も極力腕を伸ばすような
動作を控えると美しい所作になります
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◆ひとりで着られるきものの着付け(6/7)
・ご存じですか?
You Tube で人気の私どもの動画を‥
名古屋帯でのきものの着付けを分割してご紹介しています
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